徒然日記

より良い暮らし指標/逢坂誠二 #7693

【24年1月24日 その5996『逢坂誠二の徒然日記』 #7693】 夜明け前の都内、雲が少なく多少星が見えます。西には明後日、満月となる膨らんだ月が浮いています。朝は零度。日中は8度、終日、晴の予報です。
1)より良い暮らし指標 ここ数年、GDPだけで国民の幸せは計れないとする論調が増えています。 GDPには、国民の幸せとは関係のない、軍事や投機などの指標も含まれており当然のことです。また経済大国になれば、国民が幸せになるというもの必ずしも正しくありません。
年が明けて、(私の気のせいかもしれませんが、)特にそうした記事を目にすることが多くなった気がします。これは日本のGDPランクが下がっていることと、多少関係があるのだととは思いますが、GDPについて議論が起こるのは良いことです。
最近はGDPに代わってOECDが発表している「より良い暮らし指標(Better Life Index: BLI)」が、朝日新聞や毎日新聞で紹介されています。
OECDのHP(https://www.oecd.org/tokyo/statistics/202003_bli2020_qguide.pdf)には以下の記述があります。
==== 「より良い暮らし指標」は 2011 年に初めて公開されました。住宅、所得、雇用、社会的つながり、教育、環境、市民参画、健康、主観的幸福、安全、ワークライフバランスという 11 の分野で豊かさを比較できるようになっています。 ====
OECDによれば、日本について以下の記述があります。 ==== 日本は教育、安全、環境の質において平均を上回っている。収入、社会的つながり、市民参加、生活満足度の平均を下回っています。
人生に対する一般的な満足度を0から10の尺度で評価するように求められたとき、日本人は平均6.1点と評価し、OECD平均の6.7点を下回った。 ====
政策の目指すものは、国民の豊かさ幸せです。そうした政策へ転換するためにさらに知恵を絞ります。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2024.1.24=== 逢坂誠二への個人献金はこちらです。 ohsaka.jp/support/donation.html
  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    BLI指標、興味深いですね。
    「OECDによれば、日本は教育、安全、環境の質において
    平均を上回っている。収入、社会的つながり、市民参加、
    生活満足度の平均を下回っています。」とのことですが、
    平均化すると、個人は貧しいと言う事でしょうね。
    世の中を見渡して見た実感と一致します。
    GDPとは全く異なる位相で、政治家には一層の
    活躍の場があることを示していると思います。
    ――――――――――――――――――
    うらべ

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