徒然日記

国権の最高機関が堕落すれば/逢坂誠二 7925回

昨日は、朝から八雲、長万部、森を歩いています。その後、最終便で上京し、日中は都内で仕事、夜には帰函します。

夜明け前の東京の空、雲が多めですが、気温は既に26度。熱帯夜だったようです。日中は晴れ、34度の見込みで、まだまだ暑い日が続きます。

1)国権の最高機関が堕落すれば

JR貨物が、車輪と車軸の組み立てデータに関し、少なくとも10年以上に渡ってデータを改ざんしていたことが明らかになりました。これによりJR貨物の全ての運行を一時的に停止するという、大きな問題になっています。

ダイハツもトヨタも不正をしていました。
三菱電気も40年ほど前から不正をしていました。
日野自動車も排ガスに関する不正をしていました。
関電など電力4社も価格カルテルを結んでいました。
リニア中央新幹線工事でゼネコン4社が談合をしていました。
ビッグモータは車検不正などを繰り返し行っていました。

日本は一体どうなったのでしょう。不正の連続です。

国会は国権の最高機関です。

参院HPによれば「国会が主権者である国民の意思を最も直接に代表するものであるから、国のすべての機関のうちで、最も重要であるという意味です」と説明されています。

この国権の最高機関たる国家で、この10年余り、嘘の答弁が横行しています。国会に提出される書類に関しても、改ざん、隠ぺい、ねつ造、廃棄などが頻発し、今もその実態は明らかになっておりません。

さらに裏金です。結局は、自民党は、政策活動費という裏金を継続することを国会で決めました。

これが国権の最高機関の実態です。私から見れば腐敗が横行し、国会が堕落しきっています。そのほぼ全てが自民党に起因します。

国権の最高機関がこの体たらくなのですから、国全体に堕落の毒素が回ったのかもしれません。だからこそ、国会を正さねばなりません。

今のままの政権が続けば、国会の腐敗は、正されることは絶対にありません。裏金を継続することまで、国会で決めてしまったのですから。

【24年9月12日 その6228『逢坂誠二の徒然日記』7925回】
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちわ。

    「裏金」である政策活動費を国会で背う党化する議決をしてしまった与党、
    及び賛同ゆ党は、歴史的審判を受けると思います。
    「天網恢恢、疎にして漏らさず」

    第二次安倍政権の貰たした、政治と官僚の腐敗は、今や悪習プンプン!
    地方自治体にも、その弊は及んでいます。社会の隅々にまで、やっては
    ならないこと以外は、何をやっても良い、という意識が、半ば定着しか
    かっています。

    国中に毒素が回り、いまや、「正規雇用を流動化せよ、年金は80歳から」
    と、政治の破綻と政府の無能を高らかに宣言していることなることにすら
    気づかぬ、経験が浅く能力が低く経験も浅い与党政治家を、マスコミが
    総裁候補、総理候補として大々的に持て囃す。末世ですね。

    ところで、「技術不正」について、ご参考までに、一言。
    車の例ですが、国の基準を満たしていないにも関わらず、満たして
    いるとして「不正に」商品を販売していたのは確かです。
    しかし、国の基準が遅れている、あるいはそもそも不十分である
    場合もあります。そのため、メーカが基準以上の過酷な試験を
    行っても、それが不正となる場合もあります。例えば、トヨタが
    安全基準以上の負荷をかけて衝突試験を行って、「不正」と
    された例もあります。もっとも、他の事で、基準に満たない、
    明らかな不正も行っていましたが…(苦笑)

    国の基準が全てというお役所仕事に棹差す報道の在り方にも、
    留意すべき点は多々あると思います。

    うらべ
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