徒然日記

10月9日 その1891『逢坂誠二の徒然日記』

都内は、空一面に薄雲の広がる朝を迎えた。



朝の気温は17度程度、

風が吹くと肌寒さを感ずる。



日中も22度程度と、

都内も徐々に気温が下がっている。







1)ノーベル生理学賞

京大の山中伸弥教授の

ノーベル生理学賞受賞が決まった。



山中教授は、皮膚などの体細胞から

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を

作り出すことに成功した方だ。



この成功は、再生医療等、

今後の医療に大きな希望をもたらすものとして、

世界中が注目する研究だ。



山中教授は、

いずれはノーベル賞の栄に浴すると

予想されていたが、

研究者としてまだバリバリ仕事をしている

50歳での受賞だ。



とにかく嬉しく思う。







2)北海道大衆歌謡

8日、函館市内のホテルで、

第24回北海道大衆歌謡グランドチャンピオン大会が開催され、

開会式で来賓として挨拶をさせて頂いた。



函館市では、6年ぶりの開催となる。



この大会には、

全道各地区の大会を勝ち抜いた66名が出場した。



日程の都合があって、

73歳以上の部の冒頭しか熱唱に接することができなかったが、

皆さんのレベルの高さに驚いてしまった。



ステージに登場した際は、

高齢のため足取りも弱く、

正直なところ不安を覚える方もいた。



ところが一たび、

歌い出すと、そんな不安は皆無だ。



音程、リズムともしっかりと、

しかも伸びやかな声で歌いあげる姿に感服した。



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出場された皆さんは、

各地で同好会やサークル、道場などを組織して、

日ごろから相当な鍛錬をしていると聞く。



歌うことは、人間の人間らしさの一つの証しだ。



皆さんで、こうした取り組み行うことの凄さを感じた。



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時間があれば、

若い方々の歌も聞きたかったが残念でならない。



6年後には、

また函館大会が開かれるものと期待しているが、

そのときはなるべく多くの時間を割いて

歌を聞きたいと思う。







3)ザ・北海食道

代々木公園で、

ザ・北海食道が4日間に渡って開かれた。



タイトルに食道とあるとおり、

道内各地の食べ物を一堂に集めたイベントだ。



昨日が最終日のため、

午後の便で都内入りし、会場にお邪魔した。



道南各地からも幾つかの出店があり、

それぞれの出店を訪問したいと思っていたが、

会場に到着して驚いた。



各出店の前には、商品を買い求める皆さんの長蛇の列ができ、

会場は身動きが出来ないほどの混雑ぶりだ。



並んで買い求めた人の話を聞くと、

2時間並んでやっと買うことができたという方もいた。



一説によると、一日に数万人の来場者があるらしい。



こんな状態だがら各出展者とも、

大わらわで、話を伺ったりご挨拶をしたり等と、

悠長なことをしている暇はない。



それでも地元の幾人かの出店者の方々にご挨拶をして、

話を伺うことができた。



それによると、

各出店とも爆発的な人気で、

商品があっと言う間に捌け、

販売が追いつかない状態だという。



北海道の食べ物に対する人気の高さが、

ここでも証明されている。



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会場には、全道のふるさと会の皆さんが

出店するコーナーもある。



首都圏在住者で組織する各地のふるさと会の皆さんが、

地元のものを販売しているのだ。



福島町やニセコ町など、

多くのブースも訪問させて頂いた。



ニセコのブースでは、

東京ニセコ会の徳田会長をはじめ、

多くのふるさと会の皆さんが

ニセコのジャガイモやソーセージなど、ニセコの物産を、

生き生きと楽しそうに販売し、

ふるさとのPRに大活躍だった。



皆さん、本当にお疲れ様でした。



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北海道の食べ物は、

デパートの物産展などでも

実に評判が良い。



しかし最近は、この評判の良さに乗じて、

北海道の価値を安売りし過ぎているとの懸念を

私は持っている。



評判の良い時こそ、

将来の戦略を考え、

良い商品を、少しでも適切な価格で

丁寧に販売する節度が必要だと思う。



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日程の厳しい中だったが、

時間をやり繰りして、

空港から会場に向かった甲斐があった。



人との出会いも含め、

私にとっても多くの収穫のあった、

ザ・北海食道だった。



皆さんに、御厚志に感謝している。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2012・10・9 Seiji Ohsaka


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