徒然日記

3月8日 その1128『逢坂誠二の徒然日記』



新しい週の始まり、
今日も東京からの発信です。

週末は、函館でフル回転し、
昨夕、都内入りしています。

今日の都内は、
曇り後、時々晴れの予報です。

予想最高気温は9度です。

函館は曇りの予報です。

朝の最低気温は、なんとマイナス7度です。

1)国際情報戦略
5日、朝の勉強会では、
東大の坂村健先生から、
「国際情報戦略」について話を伺っています。

他の参加者によれば、
いわゆる「坂村節」炸裂で、
主張の全てに賛同できるかどうかは別にして、
実に分かりやすい内容でした。

朝の勉強会は、
頭もスッキリしてGoodです。

2)地域主権に関するシンポジウム
5日、都内で開催された
地域主権と道州制に関するシンポジウムに
発言者の一人として出席してきました。

私は「地域主権の国づくり」と題して、
30分間の基調報告を行い、
その後のパネルディスカッションにも
発言者の一人として参加しています。

私の基調報告は、
民主党の考え方と
地域主権改革に関する原口プランの内容を
説明しています。

また最後には、
個人的な意見として、
これまでの分権議論に
次の視点が欠けていたことを指摘しています。

・ 経済活動の視点
・ 国差競争力の視点

さらに国と地方の役割を
完全に分割できないことも指摘させて頂きました。

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また立教大学の池上岳彦先生からは、
一括交付金の論点について様々な指摘がありました。

一括交付金の配分に関し、
新型交付税の配分方式に言及されたのは、
興味深いものでした。

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早稲田大学の片木先生から
諸外国の自治制度について話がありました。

近隣地方政府、基礎地方政府、
広域地方政府、リージョン政府など、
諸外国の地方政府はこんなものをベースにしている。

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PHP荒田さんからは道州制についての発言がありました。

・ 道州制と市町村中心主義
道州制においても、
行政サービスの提供は
市町村中心でなければならないし、
それは実現できる。

・ 国と地方の役割分担
ナショナルミニマム論は道州制の中にビルトインできる。

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佐々木信夫先生の指摘

地域主権はゴール分権は手段。

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こんな雰囲気のシンポで、
目新しいことはなかったかもしれませんが、
参加者の皆さんの
頭の整理にはなったものと思います。

3)無料塾
函館市内に
母子家庭の子どもたちに
無料で英語や数学の塾を開いている、
母子家庭教育支援協議会(代表:森田実さん)があります。

私は、その団体の存在を知らなかったのですが、
古川元久内閣府副大臣の事務所から紹介頂き、
一昨日開催された、塾の卒業式にお邪魔しました。

参加者は40人ほどの子どもたちと、十数名の母親です。

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来賓あいさつの後、
4人の卒業生に卒業証書授与かなと思っていたのですが、
森田代表が、「逢坂さんに渡してもらおう」、
と突然、言いだして、
なにも事情を理解しない私が、
それぞれの卒業生に卒業証書をわたすことになりました。

でもそれぞれの子どもたちと握手をし、
短い会話を交わす中で、
子どもたちがこの塾でいかに充実していたか、
そんな雰囲気が伝わってきました。

大事なことは子どもたちのやる気を引き出すことだと、
改めて強く感じました。

森田代表をはじめボランティアの皆さんの頑張りに
心からのエールを送ります。

4)経営者の皆さん
一昨夜、函館市内経営者有志の皆さんと、
食事をしながら意見交換をしています。

日本や世界の経済情勢、
さらには新政権の政策などに言及しています。

しかし、もっとも盛り上がったのは、
やはり函館圏をどう活性化させるかについてです。

それぞれの皆さんが熱っぽく語りましたが、
目指すべき地域の将来像を描くこと、
さらにそれを多くの皆さんで共有することが、
極めて大事であることを再認識しています。

今日は早朝から官邸で会議があります。

また夜は中長期の財政に関する会議もあり、
週の初めから日程は目白押しです。

今日は上弦の月です。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・3・8 Seiji
Ohsaka

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