徒然日記

1月6日 その1266『逢坂誠二の徒然日記』



夜明け前の都内、空には薄い雲が広がっているようです。

今日は、小寒です。北海道は、昨日に引き続き、気温がグンと下がっているよう
です。

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昨日の午前は、函館と北斗市で政務にあたり、午後からは都内で公務を行ってい
ます。

氷点下の北海道と、プラス気温快晴の東京、ここを往復していると、いずれかに
暮らす皆さんが、いずれかの様子を想像するのは、なかなか難しいなぁと感じて
しまいます。それぐらい両者の今の季節の環境は違いすぎます。

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一昨日、散髪屋でバリカンを入れて、久々にしっかりと刈り上げをしました。新
年になったこともあり、気分転換が目的です。

「もっと短く上まで刈り上げて良いですよ。」

とお願いしても、なかなかバリカンが勢い良く動きません。

「お客さん、もっと刈り上げて良いのですかぁ。」

散髪屋さんが、思い切って借り上げることに躊躇しているのです。

結局、仕上がりは、私が予定したよりも中途半端な結果に…。周囲の評判も今一
でした。次回は、ガッチリと刈り上げようと思っていますが、どうなることか。

1)初セリ
昨日は、函館市の魚市場の初セリのセレモニーに出席しました。

市からの挨拶などに続き、威勢の良いセリ声で新年の初商いが始まっています。
その後、市場内で関係者の皆さんに、私も挨拶に歩きました。

引き続き青果市場にもお邪魔しています。

青果市場では、初セリ終了後の皆さんに、挨拶をして回っています。

いずれの市場でも、政権に対する厳しい声と同時に激励の声も寄せられました。
気にかけてくださる皆さんに心から感謝しております。

青果市場と魚市場の初セリが、ほぼ同時刻に行われるため、両方に出席すること
はできません。一年交代交互に出席したいと考えておりますので、来年は、青果
市場の初セリに出席することになります。(ちょっと気が早いですね。)

2)新年の挨拶
市場への挨拶後、渡島支庁と函館開発建設部にお邪魔しています。

それぞれ幹部の皆さんと、地域の課題などについて、意見交換をしました。

お忙しい中、有り難うございました。

3)北斗市の新年交礼会
11時からは、北斗市の新年交礼会に出席しています。

高谷市長の挨拶に引き続き、私も挨拶をしています。

新幹線、農業、漁業、高速道路、土地改良事業、交付税などについて話をしまし
た。

高谷市長の挨拶は、就任10ヶ月を振り返る、盛りだくさんの素晴らしい挨拶で
した。

また、海老澤前市長が北斗の初代名誉市民となられました。海老澤前市長が北海
道町村会長だった時代から、私も大変お世話になっており、交礼会で御礼を述べ
ることができ嬉しく思っております。

4)低成長でも不幸にならない国家モデル
一昨日4日の毎日新聞社説に目がとまりました。

タイトル:2011扉を開こう 福利増大めざす国家に

== 以下、抜粋引用 ==

 年頭に当たってひとつの思考実験をしてみたい。

 それは日本経済にはすでに成長の条件が失われており、長期にわたる低成長が
不可避だと想定することである。そうだとすれば当然、私たちの意識と行動はそ
れに合ったものに変えざるをえないし、何よりも経済政策のあり方を考え直さな
ければならないだろう。

◇少子高齢化の成長制約

 成長制約の第一はなんといっても少子高齢化だ。

 高度成長は生産年齢人口(15〜64歳)が多いのに相対的にこどもや高齢者
が少ない「人口ボーナス」によって実現した。いま、高齢社会になって逆の「人
口オーナス」が発生し低成長にあえぐ。

 昨年はこれが「デフレの正体」だとする議論が脚光を浴びた。日本経済が低空
飛行している原因の最右翼なのは間違いないだろう。

 理論的には、人口が減っても資本が蓄積され、あるいは技術革新があれば成長
できる。しかし、高齢化で貯蓄率は低下しているし技術革新も停滞している。人
口減少によるマイナスをカバーするのは難しい。

 中長期でみれば資源制約もある。日本の長期停滞の真犯人は資源高による交易
条件の悪化だ、とする見方が出てきた。これは今後、ほとんど好転を見込めな
い。そして、高度成長で世界経済を引っ張っている新興国も資源と環境の制約で
いずれ減速は避けられない。

 こうしたことを考え合わせれば、日本の低成長が長期化する可能性は小さくな
い。

 金銭的豊かさは大事である。しかし、例えば、ひとつの組織や共同体に所属し
てそこで必要とされ認められているという感覚は、金銭に替え難いものである。

 経産省の研究会は成長に代わる目標として国民の「福利」の増大を提案してい
る。低成長は間違いなく福利を減少させるが、金銭的利益以外の何かで埋め合わ
せる社会を構想しようというのである。

 経済成長が必ずしも国民の福利につながらないことを、普通の人が実感してい
る。日本だけの現象ではない。世界中で格差の拡大、共同体の崩壊、社会の不安
定化、拝金主義の台頭など、つまるところ福利の低下に見舞われている。
 
◇経済変動に備える戦略

 低成長戦略とはいうものの、ことさら反成長に走る必要はあるまい。

 企業活動に携わることで得られる満足は非常に大きい。その観点から必須なの
が仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)だ。日本企業の弱点であり、
これなしで福利の向上はありえない。女性の就業意欲を高め労働力の減少を補う
上でも重要だ。他方でビジネスに縛られていては他の重要な福利の機会を逃すと
いう考え方もあるだろう。福利に関する検討を深めなければならない。

 そして重要なのが、低成長戦略は世界経済の変動に備える戦略だという点だ。
変動リスクで最も危険なのがエネルギー、ことに石油の動向だ。在来型の石油生
産は限界に達しており、高コストの非在来型エネルギーへの依存度が高まってい
る。

 そう遠くない将来、100〜200ドル原油の時代がくるだろう。それを見据
えた国づくりをしなければならない。エネルギー消費を抑える低エネルギー社会
に移行していかざるをえない。エネルギーの地産地消など分散型の経済システム
作りが必要だ。それは多くの部分で低成長戦略の核になるだろう。

 中国や韓国と日夜激烈なシェア争いをしている現場からすると、こうした低成
長戦略は現実味のない観念論に聞こえると思う。中国や韓国の国家資本主義(ス
テート・キャピタリズム)は何しろ強烈だ。

 しかしながら、長期的にはこうした国々もいずれ日本と同じ問題に行き当たる
ことになる。われわれはアジア諸国に工業化のひとつの手本を提供した。今度は
「低成長でも不幸にならない国家モデル」を先につくってみせようではないか。

== 以上、抜粋引用終了 ==

この社説の示唆するものは多いと感じています。

一昨夜のTPPに関する意見交換でも幾つかの疑問が寄せられました。経済至上主
義の国づくりで良いのかということです。私は、製造業の少ない北海道こそが、
この社説にあるような「低成長でも不幸にならない国家モデル」実現にふさわし
い地域ではないかと感じています。TPP議論を切っ掛けに国のあり方を、もっと
議論せねばなりません。

今日は、早朝に帰函し政務、また昨日のように午後からは都内で公務の予定で
す。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2011・1・6 Seiji
Ohsaka

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