徒然日記

5月7日 その2083『逢坂誠二の徒然日記』





GWが終了した。



両親の菩提寺参りや実家の荷物整理のため、

昨夕ニセコ入りした。



今朝のニセコは、

GWのハッキリしない天候の引き続きで、

雲が多い朝となった。



朝の気温は2度、日中も6度にしかならなず、

低温注意報が出ている。



昨日は、帯広などで雪が積もるなど、

5月としては、全道的に極めて厳しい寒さとなっている。



農作業をはじめ、

各産業分野への悪影響が心配される。







1)徴兵制

共同通信のニュースから、次の見出しに目が止まった。



『自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ』



その概要は以下のとおりだ。



== 以下、抜粋引用 ==



自民党憲法改正推進本部は、

徴兵制導入の検討を示唆するなど

保守色を強く打ち出した論点を公表した。



これを基に議論を進め、

05年に策定した改憲草案に修正を加えて、

憲法改正の手続きを定めた

国民投票法が施行される5月までの成案取りまとめを目指す。



論点では「国民の義務」の項目で、

ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められていると指摘した上で

「民主主義国家における兵役義務の意味や

軍隊と国民との関係について、

さらに詰めた検討を行う必要がある」と記述。



== 以上、抜粋引用終了 ==



随分と自民党の議論は前つんのめりだ。



憲法改正案の発議要件を

国会議員総数の三分の二から

二分の一の賛成に改正すべきだとする安倍総理だが、

その先にこうした徴兵制の導入があるのか。



改正したい憲法内容を先に示さず、

先に改正のハードルを下げてから、

憲法を自分たちの都合の良い方向に変えるのは、

後出しじゃんけんのようなもので、

民主主義にも立憲主義にも悖るものだ。







2)情報公開法

1999(平成11年)年の今日、

情報公開法が参院本会議で可決成立している。



あれから14年が経過した。



スウェーデンでは、

1766年に世界初の情報公開法が成立している。



自治体では、1982(昭和57)年の

山形県金山町条例が全国初だ。



国の情報公開法の成立は、決して早いものではなかったが、

この10年余、この法律の果たしてきた役割は大きい。



もちろん現行法は必ずしも十分な内容ではなく、

私自身が改正作業の携わり、

情報公開法の改正案も国会に提出をした。



ところがその法案は、審議されることなく廃案となっている。



情報公開は、民主主義の根幹をなす重要なものだ。



日本においても、より適切な制度に進化させねばならない。



こうした法制度を整備するためにも、

一日も早く国政に復帰しなければならない。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・5・7 Seiji Ohsaka


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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 春とはいえ、雪が降った箇所がある北海道。
    便利の良い暖かな地で育った方々には理解できない
    労苦が道産子にはあります。

    以前、ニセコ地区を訪れた時のこと。
    偶然 乗車したタクシー運転手さんが、
    逢坂さんのことを、色々と教えてくださいました。
    こちらから聞いた訳では無く、
    次々と出てくる逢坂論議には、淀みがなく
    地元の方々の懐の深さを感じることができました。
    なぜ、自民党ではなく民主党から国会へ
    向かわれたか理解できた一日でした。

    僭越ですが、新聞や記事を引用される場合は、
    参考・引用URLや日付を明記されると
    反論が少なくなると思います。

    つかの間のニセコを「ゆったり」としたお気持ちで
    過ごされることをおススメいたします。

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