徒然日記

2月27日 その1314『逢坂誠二の徒然日記』



函館は、空全体に雲の広がる朝を迎えていま
す。日曜日のためか、空の雲が音を吸収しているためか、静かな朝です。

1)75年
昨日、2月26日は、あの2・26事件から、75年目の節目でした。

昨今の状況があの頃と似ていると言われる場面が多いような気がします。昨日の
東京新聞でも、麗澤大学の松本健一先生が、政党政治が腐敗し軍部の独走を許し
た当時の世相と、政治不信がまん延する現在との類似性を指摘しておりました。

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「今は、軍部の変わりにマスメディアが支持率を武器に首相を次から次へと引き
ずり降ろし、人気者を担ぎ出す」

松本先生は、こんなことを話しておられますが、何とも危惧すべきことの多い時
代です。こんなときこそ、単純な価値観に引きずられず、落ち着いて議論し、大
局を見極めなければならないのです。しかし現実は、短期的視点で、刹那的な価
値に振り回されています。マスコミは当然そうですが、マスコミだけの責任とも
言い切れません。こうした事態を最も避けねばならない自治の現場が、この刹那
的短絡的判断に傾きつつあります。

こうしたことを克服するために、今度の統一自治体選挙は、極めて大切なのです
が、どうも先行きが怪しく感じます。

有権者が浮足立つ前に、立候補する政治家自身が浮足立つ姿が散見されます。

どんなに火が燃え盛っても、ここは慌てずに心を冷却して、雪が解ける前まで
は、じっくり考えるべきなのです。

2)新春の集い
昨夜、今年12箇所目となる新春の集いを森町で開催しまし、大勢の皆様に参加
頂きました。

佐藤町長、野村議長をはじめ、町内の各団体のトップの皆さんにもご参加頂き、
数多くのご意見も頂き心から感謝申し上げます。

TAC、TPPに関する意見が多かったのですが、国民の生活が一番との考えに基づく
意見もあり、とにかく現実に即した政治を望む声が大勢を占めています。それは
当然の思いだと感じます。

また商工会議所の副会頭からは、新年度予算の年度内成立を強く要望されまし
た。与野党の垣根を超えて、何とか実現せねばなりません。

多くの方におこし頂き、心から感謝申し上げます。

3)函館観光
昨日、函館行きの飛行機内の会話です。

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「まず着いたらホテルに荷物を置いて、五稜郭だね。」

「今日中にロープウェイも。」

「湯の川はどうする。」

「着いたらお昼ご飯、どうする。」

「ホテルまではタクシ−。」

「朝市、楽しみだよね。何食べようかな。」

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二人の子どもの年齢は、十代後半、それと父母、4人組の会話です。

函館観光は、多くの方々に期待されています。

今日13時からロワジール函館ホテルでタウンミーティングを開催します。どなたでも
申し込みなしで、参加できます。
どうそおこしください。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2011・2・27 Seiji
Ohsaka

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