徒然日記

2月25日 その2378『逢坂誠二の徒然日記』





昨日、茨城から東京に戻り、
今日は朝のうちに帰函開始だ。

都内朝の最低気温は2度程度、
日中は10度、二桁の気温になるようだ。

函館の予想最高気温も5度。

徐々に春に近づいている。

1)TPP
シンガポールでのTPP交渉が、
大筋合意に至らない可能性が強まった。

甘利明TPP担当大臣が、
アメリカののフロマン通商代表と、
シンガポールで2回目の個別会談を実施した。

しかし、意見の溝は埋まらず、
TPP交渉の長期化は避けられない情勢だ。

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当然と言えば、当然だ。

あれほど広範囲に渡る分野を、
しかも12ヶ国もの多くの国同士で合意するには、
時間が短すぎる。

TPPにこだわらずに、
地域や国、そして国家間のあり方を丁寧に、
考えるべきだ。

目先、足元の利益に惑わされて、
そうした丁寧さを忘れてはならない。

またTPP合意が難しいからと言って、
アメリカとの二国間での踏み込んだ交渉をするなら、
徹底的な情報公開と、国民への説明が必要だ。

2)報道の自由
日本の報道の自由度ランクが、
また下がって59位となった。

これは国際的なジャーナリストの
団体「国境なき記者団」が
毎年発表しているランキングだ。

先ごろ発表された
「世界報道の自由度ランキング2014」で、
日本は59位となり、
2013年の53位からさらに順位を下げたのだ。

アジアの中では、
台湾50位、韓国57位を下回っている。

特定秘密保護法の成立や、
福島第一原発に関する情報の不透明さなどが、
ランクを引き下げた要因だという。

民主主義の原動力たる情報に関して、
日本の現状はどんどん悪くなっている。

世界報道の自由度ランキングは、
検閲の状況、法的枠組み、透明性、インフラなどの項目で、
世界180カ国・地域を対象に採点する。

実はかつて日本は上位だった。

2009年は17位、
2010年は11位。

それが2013年は53位と大幅にランクダウンし、
今回さらにダウンした。

なんともやり切れない。

3)誤解
最近、随分と多くの方から、
おかしなことを尋ねられる。

私が、来年の北海道知事選挙に
出馬するという話だ。

結論は、明確で、現時点も将来も、
そんな話は全くあり得ない。

こんなことを言い触らしている人がいるのか、
その真偽は分からないが、
そんなことはあり得ない。

この日記でも、そのことを明確に否定する。

現在、私は国政復帰を目指して、
様々な活動を行っている最中だ。

後援会の皆様ともそのことを確認し、
捲土重来を期して走り回っている。

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そう言えば以前も、分野は違うが、
全くおかしなことを言われたことがある。

「逢坂さんは、ゼロ国債を理解していないと、
 建設関係者の皆さんが話している。」

こんな話だった。

これも私には驚きの話だった。

町長時代も、
ゼロ国債による事業を実施しているし、
総務大臣政務官当時は、
その予算をどう確保するかに奔走した。

こんな私のこと知っている人は、
私がゼロ国債を知らないなどとは、
思うはずもないことだが、
なぜこんな話が出るのか、
全く理解に苦しむことだ。

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色々なことがあるが、
世の中は得体のしれない思惑に
満ち溢れているのだろう。

最近の国家審議を見ていると、
どうも野党側の切れ味を悪く感ずる。

もっと具体的に質疑しなければならないのだが、
質問に甘さを感ずる。

一方で大きな視点からの議論も少ない。

どうなっているのか、相当に心配だ。

今日も、しっかりと前進します。

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         2014・2・25
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