徒然日記

3月24日 その2405『逢坂誠二の徒然日記』





横浜、大阪、名古屋、東京、
そして札幌での仕事を終えて、
昨夜、零時前に函館に戻った。

地方巡業的な雰囲気の漂う出張で、
各地で多くの皆さんへの講演を通して、
私自身が多くの勉強をさせて頂いた。

札幌からのJRの中では、
水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』を読んだ。

私が、直観的に
資本主義と民主主義に抱いていた危機感が、
分かり易く解説されており、
貪るように一気に読んだ。
(多くの人に読んでもらいたい。)

その上、帰宅後は、
BobDylanの30周年記念コンサートの模様が
放送されていた。

22年前のコンサートだが、
ちょっと見はじめると、画面から目を離せない。

結局、水野さんの本に気分が高揚したうえ、
Dylanのコンサートに興奮して、
就寝は午前1時過ぎになってしまった。

ずっとの外回りと夜更かしのせいで、
今朝も疲労感があるが、
たくさんの仕事をやり終えて充実した雰囲気にも溢れている。

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函館の夜明け前の気温は、
氷点下1度程度。

日中は10度に迫る勢いだ。

1)核燃料サイクル
2011年の3月11日の惨事は、
日本にとって
どんな意味があったのだろうか。

あの大惨事がなかったかのような
安倍総理の発言、活動を見ていると、
胸が痛くなってくる。

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安倍総理は、
24、25日にオランダ・ハーグで開催される、
第三回核安全保障サミットで、
原発の再稼働を前提に、
「核燃料サイクル」の推進を表明するという。

政府のエネルギー基本計画は、まだ決まっていない。

この案には、
核燃料サイクルの推進が明記されているが、
まだ決定してはいない。

国会の議論はおろか、
与党内の議論もこれからなのだと思う。

日本国内ではまだ決めていないのに、
国際会議の場で、
核燃料サイクルの推進を明言するのは、
どう考えても理解できない。

推進しか念頭にない総理にとってみれば、
国内での議論なんかは余計なものにしか
思われないのかもしれない。

核兵器の材料になる
プルトニウムを消費するため核燃料サイクルを実施する。

その大事な役割を果たすのが大間原発だ。

大間原発は、原子力発電所と名前はついているが、
発電のための施設ではないのだ。

こんな核燃料サイクルを実施しても、
日本が抱え込む44トンもの大量のプルトニウムを消費するのに
何年かかるかの見通しは立っていない。

この核燃料サイクルを実施すれば、
また新たな高レベルの放射性廃棄物が生まれてしまう。

そのことをどうするのか、全く先が見えないのに、
安倍総理は3.11などが無かったかのように、
原発推進一色に染まっている。

2)大阪市長選挙
大阪市長選挙が終わった。

投票率は、23.59%と過去最低となった。

注目すべきは、
無効票が6万7506票と
投票総数の13.53%に上ったことだ。

無効票のうち白票は
4万5098票を占めている。

市民には、大義のない選挙に映ったのだと思う。

多数決は確かに民主主義の一手法ではあるが、
丁寧な手間のかかる議論も民主主義の神髄だ。

今回は、選挙によらず
とにかく丁寧な議論をすべきだったのだと思う。

今日も、しっかりと前進します。

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         2014・3・24
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おおさかさん徒然日記を拝見させて頂きました。

    私自身は、愛媛県西宇和郡伊方町三崎の出身で、田舎に父親の家とみかん山と畑があります。
    高校卒業以来、大学より関西等に出ていて、田舎のみかん農家を継がなくてはいけない長男なのですが
    段々畑のみかん農家の就業は、社会インフラや経済的に不安がある為、都市での就業を選択しました。

    伊方原発で町財政は、潤い、立派な体育館などの箱モノが出来ています。
    残念ながら、伊方原発の恩恵がある内、原発の財政補助金に頼らない、一次産業の新しい技術による産業の
    創出が必要であった訳ですが、現在は、過疎化の進行しています。

    伊方原発は、現在休止していますが、再稼働に向けて準備が進んでいます。
    このまま休止、廃炉になれば伊方町は、死にます。
    また、原発の寿命は、創設当初の30年はとっくに過ぎています。
    今、望むことは、廃炉の年数を法制化し、その間における伊方町の新しい産業の創出かな。

    オレンジ自由化、原発景気に翻弄され、伊方町は、政治によって殺される歴史なんでしょうね。
    富める者は、ますます富み、貧しき者は、持っているものさえ奪われる。
    資本主義とは、格差の時代だから仕方ないのかな?
    腹立たしいのは、公務員労組であり、四国電力労組です。自らの利権を必死に維持する為に経営者、
    自治体の長にすり寄り、低賃金で働く下請け労働者に危険を押し付け、田舎自治体の繁栄は、考えず、
    住民の平均賃金より2倍近くの平均賃金をもらう精神構造がある限り、田舎は、死滅するでしょうね。

    言いたいことを記述してしまいました。

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