徒然日記

7月26日 その2529『逢坂誠二の徒然日記』





黒松内で朝を迎えた。

26年前、後志管内の市町村で企画係長を務めた面々の親睦会
「後志元企会」の年に一回の会合に出席のため、
昨夜、遅くJRで黒松内入りした。

会合の開始には間に合わなかったが、
一次会の終盤から参加し痛飲した。
(というか、あえてペースを上げて飲んだ。)

私は、ここしばらく参加できない状態が続いていたが、
過去に口角泡を飛ばし、地域振興を議論し、
それに取り組んだ旧友たちと懐かしい時間を共有させて頂いた。

26年前、まさかこんな関係になるとは思いもせずに、
とにかく必死になって仕事をしていた。

それぞれが仲間であり、ライバルでもあった。

それぞれの市町村の振興、盛衰を
一身に背負った係長同士は必死だった。

今回参加の最高齢は、なんと75歳。

あの頃、こんな大先輩とため口をきいて仕事をしていたのかと思うと、
後先を考えない自分の行動に空恐ろしさを覚える。

それでも、皆が集まれば26年前の熱気が甦る。

ああでもない、こうでもないとは尽きない話に花が咲く。

そして昔の傍若無人ぶりが全開だ。

二日酔いで体も頭もヘロヘロ状態だが、
何故か心は心地よい。

ともに悩んで突っ走った皆に心から感謝している。

1)情報漏えい
言及するかどうしようか、ちょっと逡巡していた。

あるだろうなと思われるニュースが実際に起きたために、
あまり驚きもしなかった。

やっぱりという気持ちが強く、言及する気にならなかったのだ。

だがやっぱり重要なニュースだ。

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警察が、
風力発電事業計画に反対する住民の個人情報を
私企業に漏らしていたということが発覚した。

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事業を計画したのは、
中部電力子会社のシーテック(名古屋市)。

情報を漏らしたのは、岐阜県大垣署。

漏らした内容は、
事業に反対する地元住民や市民運動家、
法律事務所関係者の学歴、病歴などの個人情報。

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報道によれば、大垣署員らは、

「自然破壊につながることに敏感に反対する人物」など
上鍛治屋自治会を含む地元住民や市民運動家の個人名を挙げ
「大垣市内にいる」
「六十歳を過ぎている」
「東大を中退」
「反対活動に本腰を入れそう」

といった情報を同社に流したり、
運動の広がりへの懸念を伝えたりしたという。

大垣署の副署長は

「治安維持のために必要な情報収集はしており、
 必要ならば企業と共有することもあり得る。
 個別のケースについては答えられない」

と答えたようだ。

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社会の安心、安全を維持することは極めて大切なことだ。

だが公共の安全、秩序維持、治安維持、
こんな言葉が闊歩し始めるときには、
監視社会が行き過ぎないよう細心の注意が必要だ。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・7・26
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    前例が出来て走り出すと、歯止めの効かない社会ですよね?、日本は。

    「社会の安心、安全を維持することは極めて大切なことだ。
     だが公共の安全、秩序維持、治安維持、
     こんな言葉が闊歩し始めるときには、
     監視社会が行き過ぎないよう細心の注意が必要だ。」

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