徒然日記
10月24日 その2619『逢坂誠二の徒然日記』(4314)
函館の朝、今日も雲が少なそうだ。
気温は、予報と違って
昨朝よりも少し高い感じがするが、
一桁台であることに変わりはない。
1)道徳
手元の辞書で「道徳」に関し、次の記述がある。
==以下、引用==
ある社会で,人々がそれによって善悪・正邪を判断し,正しく行為するための規
範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく,個々人の内面的原理として働
くものをいい,また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規
定するもの。
(別の辞書では、)
社会生活の秩序を保つために、一人ひとりが守るべき、行為の規準。 「―心・―
性・―教育・商業―・交通―」
==以上、引用終了==
道徳とは何かを定義するのは簡単ではないが、
社会全体、あるいは個々人の活動や生活を考えるうえで、
道徳なるものを身に付けることは大変重要なことだ。
だがしかし、辞書の記述にもあるように
外的強制力のあるものではない。
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中央教育審議会が、
道徳を検定教科書を用い学習評価を行う正式な教科とすることを決め、
文部科学大臣に答申した。
文科省は2018年度の教科化を目指す。
==以下、答申の概要==
・
「特別の教科」として位置付け、学習指導要領を改定する
・
学ぶ内容に「情報モラル」「生命倫理」など現代社会の課題も盛り込む
・
中心的教材として検定教科書を導入する
・
各地域の郷土資料などを併せて活用する
・
評価は5段階などの数値でなく記述式とする
====
道徳教育を行うこと…、
一見正しそうに思われることだが、
これには相当な慎重さが必要だ。
道徳教育を行うことは、
政権が特定の価値観を押しつけ、
子どもたちの、そして最終的には
国民の思想統制につながるなどの懸念もあるからだ。
道徳は大切なものであると思う。
しかし特定の方法によって、
強制的に身に付けさせるものではなく、
子どもから大人への時間軸のなかで、
多様な価値観の中で
ゆくっりと徐々に醸し出すべきものだろう。
安倍総理のこれまでの話を聞いていると、
「多様な価値」や「醸す」などの雰囲気は感じられず、
相当な危うさを感じている。
2)東電株
新しく就任した経済産業大臣が、
怪しげなバーに政治活動費を使ったことが
取りざたされている。
確かに眉をひそめる出来事ではあるが、
もっと問題なのは、
新大臣が東電株を600株も保有していることだろう。
この株を持っている方が、
東電に関し、適切な判断ができるのだろうか。
問題の本質を見誤ってはならない。
今日も朝の街宣から活動開始だ。
夜は今金町で、
福原賢孝道議とともに活動報告会を行う。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・10・24
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