徒然日記

11月24日 その2700『逢坂誠二の徒然日記』(4345)




今日は月曜日だが、休日。

夜明け前の函館の気温は、1度程度。

予報では、日中は曇り。

夜には雨になるようだ。

日中は、10度程度との予報が出ている。

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昨日午前は、党8区支部の臨時大会と
選挙対策本部の立ち上げを行い、
選挙に臨む態勢が出来上がった。

午後には、街頭で政策を訴えた後、
市内で挨拶回りを行った。

夜は、いつもお世話になっている
大森稲荷の新嘗祭で参拝した後、
選挙事務所の皆さんとの
顔合わせ会に出席している。

こうした活動の合間を縫って、
マスコミ各社から寄せられる
政策アンケートを記入している。

このアンケートは、
予想外にたくさん寄せられて、
結構な作業量となる

しかも時間がない中での対応で、
なかなか骨の折れる作業がだが、
有権者の皆さんに私の思いが伝わるように、
キチンと書き込まねばならない。

1)争点
今回の選挙戦の争点は、
経済対策だと総理などは訴えているようだ。

マスコミの一部も、
その総理の尻馬に乗って
経済対策が争点と報じている。

もちろん安倍総理の経済対策が、
争点の一つであることは事実だ。

しかし集団的自衛権、原発政策の推進、
特定秘密保護法、TPPの推進、
これら日本の国のかたちを大きく変える政策も、
重要な争点だ。

いやこちらの方が、
経済よりももっと大きな争点と言って良い。

今回の選挙で、与党が大きく勝利するようなことになれば、
これらの政策にもお墨付きが与えられたと判断し、
国民の批判の多い政策をどんどん進めることになるだろう。

これらを阻止するのが、今回の選挙だ。

そして函館では、大間原発の建設凍結、
これも今回の選挙で、
その意思を明確にする必要がある。

2)安倍政権の経済政策
安倍総理は、安倍政権の経済政策、
いわゆるアベノミクスを進めるか、止めるかを問うという。

アベノミクスを進める、止めるとは、
何をすること、しないことなのだろうか。

国民の皆さんには、伝わっていないのでないか。

実は、総理に自身も良く分からずに、
漠然とした発言をしているのではないか。

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安倍総理の経済政策は、次の三つと言われる。


日銀が国の借金を買うことによる金融緩和


多額の公共投資


規制緩和などによる成長戦略

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この政策を進めるか、止めるかを
総理は問うているのだろうが、
進めるとした場合、今後は何をするというのだろうか。

成長戦略は、全く機能せず、少なくとも現在は不発状態だ。

多額の公共投資は、財政的に限界に来ているうえ、
現場では、資材高騰、人材不足に加え、
設計、用地確保などが追いつかず、
どんどん予算消化できる状況にはない。

こんな中で、さらに予算を追加するのだろうか。

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金融緩和も限界に来ている。

日銀が、国の借金を抱え込む額にも限度があるだろう。

現在、確かに市中には資金が出回っているが、
色々な方の話を聞くと、資金がダブついており、
設備投資などに回ってはいない。

ダブついた資金は、
リスクの高い投資に回り始めているという。

金融緩和の課題は、さらなる継続拡大よりも、
いつ金融緩和を縮小していくのか、そこが問題にもなる。

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つまりアベノミクスの継続、
安倍政権の経済政策の継続と言っても、
具体的に何をすることなのかは、良く分からないのだ。

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安倍総理の意図はともかくとして、
安倍政権の経済政策によって起きている現象は次だ。

・株高

・円安

・資材の高騰と人材不足

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この結果、
大企業や外国人を含む投資家、一部の建設事業者には
有利な状況となっている。

しかし多くの庶民や地方では、賃金が上がらない中、
逆に賃金が上がり、苦しい状態に陥っている。

つまり金融経済だけが活況を呈し、
実際の物品やサービスの取引量が増えて
利益を生むという実体経済は動いていない。

安倍政権の経済政策の課題は、
実体経済を活性化し、
多くの庶民の皆さん(分厚い中間層)の財布を厚くすることだ。

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ただし、何でもかんでも無節操に規制緩和して実体経済を刺激しても、
社会は良くならないということに留意する必要がある。

実体経済の活性化も社会のあり方を念頭に置きながら、
丁寧に行う必要がある。
(この点は、後日記載したい。)

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この日記は、今日で2700回の節目を迎える。

町長時代から通算すると、4345回となる。

多くの皆さんに支えられてここまで来た。

これからも、しっかりと継続したい。

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今日は、長万部、八雲などを回る予定だ。

街宣も長万部、八雲でそれぞれ実施予定だ。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・11・24
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