徒然日記

12月10日 その2716『逢坂誠二の徒然日記』(4361)




投票日まで4日目の朝を、
八雲町で迎えた。

朝の気温は、マイナス3度程度。

ホテルの窓から空が良く見えないが、
雪も舞っておらず、
さほど悪い天気ではないようだ。

日中も、雪が降ったり、晴れたり、曇ったり、
ちょっと目まぐるしい天候のようだ。

気温は、プラスになるかならないか、
ギリギリの状態だ。

ちょっとでもプラスになると、
体には、大変有り難い。

顔の火照りと喉の痛みを除いて、
今朝も体調はすこぶる良好だ。
(選挙期間中の運動不足が気になるが、
 そんなことを言っている余裕はない。)

1)感激の連続
昨日は、朝の魚市場回りから活動を開始した。

魚市場の光景が一変している。

普段よりもずっと数多くの魚箱が山積み状態だ。

いつもは、セリ場の端から奥までを見渡せるのだが、
昨日は、うず高く積まれた魚箱で、
セリ場全体を見渡すことができない。

「選挙のため売れ行きが悪い。」

知り合いの水産会社の社長は嘆く。

しかしさすがに師走のためか扱い量が多いようで、
活気のある市場を見ていると嬉しくなる。

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午前8時の拡声器使用開始時刻まで、
30分程度の時間、魚市場前の道路脇に立ち、
通過車両の皆さんに挨拶をした。

多くの車から、何らかのサインを頂き、
寒さが吹き飛ぶ思いだ。

その後、市役所出勤者の皆さんに挨拶し、
本隊車を離れ事業所回りを行った。

10時半頃には、本隊車と合流し、
七飯町、森町、八雲町で遊説を行った。

夜は、長万部、八雲で、笹田浩道議とともに、
個人演説会を行ったが、
いずれも町長さんにも参加頂いたうえ、
本当に多くの皆さんにおこし頂いた。

特に八雲会場は、200名近い方に参加頂いた。

八雲では普段は、あまり落ち着いて話すことのできない、
集団的自衛権について、多くの時間を割かせて頂いた。

少しでも多くの皆さんに、
立憲主義に反するおそれの高い安倍総理の暴走に
気づいてもらいたいと思う。

2)特定秘密保護法
今日午前零時、特定秘密保護法が施行された。

21世紀で最悪の法律と称される、
稀代の悪法の施行だ。

衆院の解散で、衆院議員が存在しない中、
40万件以上のものが秘密に指定されるという。

異常な事態だ。

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日本ジャーナリスト会議は昨日、次の指摘をした。


国民の目と耳と口を塞ぎ、言論・表現の自由を奪う


秘密の指定範囲が際限なく拡大する恐れがある


秘密の指定期間を延長できる

・ジャーナリストや人権活動家も処罰される可能性がある

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なぜこんな法律が、21世紀の今、施行されるのか。

本当に信じられない思いだ。

何としても撤回、廃止に追い込みたいが、
今の国会の勢力塩梅では、それも容易ならざることだ。

とにかくゲリラ的であっても、
やれることをやりたいと思う。

3)選挙報道
衆院選を取り上げるテレビ番組が激減しているという。

衆院が解散した11月21日から27日にかけて、
NHKと在京民放5社のニュース、情報番組、
バラエティー番組が選挙関連の放送をしたのは、
計26時間16分。

2012年は、74時間14分で、今回はその約3分の1。

2005年は約90時間、
2009年が約50時間。

今回の少なさは際立っている。

この原因は、
高視聴率が見込めないことが大きな理由だというが、
そんなことで良いのだろうか。

また自民党がテレビ各局に文書で
「公平」な報道を求めたことで、
放送に慎重になっている面もあるという。

視聴率が高かろうが低かろうが、
政権与党に圧力をかけられようがどうしようが、
マスコミ各社には毅然とした態度で
報道の王道を歩いてもらいたいと思うが、
今の時代、それも叶わないのだろうか。

安倍総理の暴走と相まって、
なんとも不気味な世の中に向かっている予感がする。

今日は、早朝の内に鹿部町に移動し、
鹿部町から遊説活動を行なう。

夜には三個所で、個人演説会を予定している。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・12・10
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