徒然日記

1月16日 その2753『逢坂誠二の徒然日記』(4397)




函館の朝の気温はマイナス4度程度。

雪も降っておらず、静かな朝だ。

年始、吹雪模様の荒天もあったが、
最近は雪も降らず穏やかだ。

楽な冬になっている。

しかも20日頃から1週間程度、
気温の高い状態が続くとの予報もある。

何か変な冬だ。

1)驚き
来年度の農業基盤整備関連予算が激減し、
それを復活して欲しいとの強い要望を受けている。

私もその状況を何とかしたいと関係方面に掛け合って、
予算執行残でもなんでもいいから
かき集められないかと画策をしている。

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こんな中、驚くべきニュースが飛び込んできた。

予算案閣議決定前の13日の、
自民党の農林合同会議で、
農林水産関係予算案の報告が行われた。

農業基盤整備予算の増額は、
当然、自民党議員にも要望されているはずだ。

ところが予算案に関する最終盤のこの会議で、
意見をする議員が一人もいなかったらしい。

農家や土地改良区の皆さんの厳しい状況が
自民党にも伝えられているはずなのに、
文句の一つも言わないとは、私には驚きだ。

農業者の皮膚感覚を理解する議員が、
自民党にはいなくなったのだろうか。

2)景気
昨日、日銀が1月の地域経済報告を発表した。

全国9地域のうち
北海道の景気の現状判断だけを引き下げ、
残り8地域の判断は据え置きだ。

北海道の判断は、
「緩やかに回復」との表現を残しつつ、
公共投資の減少など
「一部に弱めの動きがみられる」との見方を示した。

北海道は、安倍政権の経済政策では、
元気になっていないのだ。

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ところで私が不思議に思っていることがある。

政府は12日に、
今年度と来年度のGDPの成長率見通しを閣議了解した。

それによれば、今年度の実質成長率は、マイナス0.5%だ。

当初は1.4%増とプラス成長を予測していたのだが、
現実には、マイナス成長となっている。

これは、リーマンショック後2009年度以来、
5年ぶりのマイナスなのだ。

民主党政権下の経済情勢について、
色々と注文をつける方も多い。

しかしその期間も、経済はプラス成長だったのだ。

経済成長が大事だ標榜する安倍政権下で、
マイナス成長になったのだ。

私の印象では、
このニュースがあまり大きく取り扱われていない印象だ。

その理由は、分からないが、
この事実を一面トップで扱ったのは、
一紙だけだったように思う。

もう既に、マイナス成長になることが分かっていたから、
ニュースとしての重要性がないということなのだろうか。

それとも、別の何らかの要因があるのだろうか、
その理由が判然としない。

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マイナスの主な要因は以下と指摘されている。


個人消費が弱い


消費税率が上がる、円安で物価が上がる、
しかし賃金の伸びが追いつかない


企業の設備投資も伸びない

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政府は、
来年はプラス成長になると見込んでいるが、
不安な要素も少なくない。

朝の街宣から活動を開始するが、
今日も密度濃い一日となりそうだ。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2015・1・16
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