徒然日記
11月6日 その1564『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、弱い雨が降っています。
気温は11度程度でしょうか。
1)雪虫
昨日、上ノ国町を訪問しました。
雨の中で、じつにか弱く、
そして情けなさそうに、
ごく少しだけ雪虫が飛んでいました。
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私の雪虫のイメージは10月です。
小春日和のなか、
視界を遮るほど、
話をすると口の中に飛び込むほど、
大量に舞う…、それが私の雪虫感覚です。
それが昨日のように、
数が少なく弱弱しいと、
可哀そうになるくらいの雪虫でした。
2)下北半島
鎌田慧・斉藤光政著
『ルポ 下北核半島』(岩波書店)を
半分程度まで読みました。
日本の戦後は一体何だったのかを、
深く考えさせられます。
国策の名のもとに地方を翻弄し、
札束で人々の尊厳を奪い取り、
真の幸せを考えることもなく
あだ花を追い続けてきたのではないか…、
そんな思いを強くしています。
この状況から脱却しなければなりません。
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脱却する道はあります。
地域の資源を徹底的に大切にすることです。
そのための徹底した議論をすることです。
そうすれば必ず今よりも状況は進化します。
肝心なのは、前向きな姿勢を失わないことなのです。
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経済便益中心の価値観から、
倫理的な側面も重視した価値観も踏まえつつ、
ものごとを判断しなければなりません。
3)オープン・ミーティング
昨夕、函館市内で、
オープン・ミーティングを実施しました。
私から、最近の国会情勢、
TPP、原子力の話などをした後、
意見交換をしました。
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参加された皆さんからは、
TPPや原子力に対する
不安の声が寄せられると同時に、
どうすれば政策を変えられるのか、
といった問題提起もなされました。
私からは、
変化は少数者でしか提起できずないこと、
粘り強い取り組みが必要であることなどを
話しています。
参加された皆さん、
有り難うございます。
今日は江差町で活動します。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2011・11・6 Seiji
Ohsaka
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