徒然日記
4月22日 その2849 『逢坂誠二の徒然日記』(4493)
朝から晩まで、国会活動に没頭する日々が続く。
昨日も寝ているときと食事以外は、
全ての時間が国会活動に充てられた。
こんな生活ができるのも、
地元で私を支えて下さる皆さんがいるからだ。
本当に有り難いことだ。
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夜明け前の東京の気温は13度程度。
今日は、晴れたり曇ったりとの予報が出ている。
予想最高気温は19度とのことだ。
1)新議長
昨日の衆院本会議で、大島理森新議長が選出された。
大島議長は、青森選出のベテラン議員。
会合などでご一緒すると
なかなか含蓄のある挨拶をされる方だが、
その一方で、強面で傍若無人との評価もあるようだ。
直前は予算委員長を務めておられたが、
委員会回しは、結構大胆な雰囲気だった。
衆院本会議の運営も、
従前とは違ったものになるかもしれない。
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前任の町村議長は体調不良とのこと。
議長就任時から元気がなく、
いろいろと心配の声があった。
衆院解散を伴わない任期途中の議長辞任は、
1989年の原健三郎氏以来。
町村議長の在任期間は
現行憲法下で3番目に短い119日だ。
厳しい中で議長職を務められたことに敬意を表する。
2)言葉狩り
社民党の福島瑞穂議員が参院予算委員会で、
政府与党が国会提出を予定している安全保障法制のことを
戦争法案と指摘した。
このことに対して、自民党から発言の訂正要求が出ている。
信じられないことだ。
議事録の削除や修正は、
国会の権威や人権を傷つけた場合など多い。
明らかな事実誤認ではない限り
議員の発言は尊重されるべきものだ。
価値観、考え方の違いがあれば、
議論のやり取りの中で対応するのが当然のことだ。
政府与党にとって不都合な指摘をされたからと言って、
削除修正を要求したりするのは権力の乱用だ。
こんなことを許してしまえば、
何か発言したことによって、
審議中止などという恐ろしいことにもなり兼ねない。
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1999年の周辺事態法案の審議で、
周辺事態法案を戦争法案法案と批判した議員がいた。
これに対し当時の小渕首相は、
「御党から言えば、戦争法案と言うことであると思うが」と答弁をした。
これが当然の対応だろう。
今回、戦争法案という言葉の修正を認めると、
今後、国会でこの言葉を使えないという異常事態になる。
自分たちの価値観に合わないことを理由にした
言葉狩りは絶対に認めてはならない。
東京の夜明けは午前5時。
日記を書き終えて、外も明るくなってきた。
今日も朝から会合の連続だ。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・4・22
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