徒然日記

7月29日 その2947 『逢坂誠二の徒然日記』(4591)



都内は雲が多めの朝だが、
相変わらず気温が高い。

夜も寝苦しく、目が覚めると
体全体が汗でじっとりとした雰囲気だ。

1)参議院選挙
参議院の選挙制度が変わる。

昨日の衆院本会議で公選法改正法案が可決され、
いわゆる10増10減案が
来年夏の参院選挙から実施される。

しかし抜本改革にはほど遠く、
最大格差は3倍弱であり、
違憲の可能性が否定できない内容だ。

民主党と公明党は格差2倍以内の案を提出したが、
残念ながら自民党はこの案に乗ることはなかった。

自民党と連立を組む公明党は、
参院に引き続き衆院でも自民案に反対した。

与党としては異例の対応となった。

それほど今回の10増10減案は、
問題が多いということだろう。

内容に問題はあるが、
北海道の定数が一つ増える。

対応が急務だ。

2)誤報
7月15日、衆院の安保特委での強行採決の後、
民主党議員が掲げた「強行採決反対」などの紙が、
委員会室に散乱し、それを放置したまま
民主党議員が退席したとの報道があったらしい。

これは、間違いだ。

委員会終了後、私は色々な意味で、
その場をなかなか立ち去り難った上、
散乱する紙を放置する気にはなれなかった。

最初は、その紙を議員それぞれが、
持ち帰ると期待したが、そんな雰囲気はなかった。

そこで多くの議員が退室後、
私が、そのメッセージ用紙を回収した。

したがってメッセージが書かれた用紙を放置したままという
報道があったとすればそれは誤報だ。

この私の様子は、
偶然にも産経新聞の写真記者が撮影し、
その姿が一時、ネットにも掲載された。

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私たちの世界に限らず、
色々な分野で憶測に基づく誤報が少なくない。

3)表現の自由
最近、いろいろな分野での言論統制が多い。

他者からの圧力もあれば、
表現者自身の忖度なども多いようだ。

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その中で、
現代美術家の会田誠さんの件が気になり、
その作品をチェックしてみた。

先日、都内美術館で展示中の、
会田さんらが作成した大きな布が、
美術館側から撤去の要請を受けたというのだ。

その布には、自由奔放な字体で
文科省に対する文句が書いてある。

タイトルは「檄」。

学生運動の立て看板のような雰囲気だ。

実際のその布や内容をチェックしてみたが、
私には何が問題なのか、
全く理解できないものだった。

ここ2,3年で、
あんなことも書けない社会に日本がなったとすれば、
日本の大きな危機だ。

==檄の内容は以下。==

檄 文部科学省に物申す 会田家

もっと教師を増やせ。40人学級に戻すとかふざけんな。先進国は25人教室がスタ
ンダードだろ。少子化なのに。未来の資源に予算を回せ。教師を働かせすぎ。み
んな死んだ目をしているぞ。教師も生徒も放課後部活に拘束しすぎ。部活やって
ないヤツはダメという風潮。とにかく時間がない。もっとゆっくり弁当食わせ
ろ。十分で食えって軍隊かよ。運動会が変。組体操やめろ。教科書に答えが書い
てない。回りくどい、読んでわからない本つくってどーすんじゃい。教科書が独
習者の邪魔をしている。教科書検定意味あんのかよ。カラーとかカサ増しいら
ん。かばんが重い。早くタブレット一つにしろ。特別支援教育がただの隔離政策
みたいになってる。あの教室はまるでアルカトラズ。みんな同じように行動させ
られる。できない人間は目の前から消される。従順人間を作る内申書というクソ
制度。いつまで富国強兵殖産興業のノリなんだ。素直な組織人間作って国が勝て
る時代はとっくに終わってる。多様性の時代に決まってるだろ。オジンの幸福を
減らし、全体の国力も減らしてやがる。一致団結とかもう無理だから。オマエら
のコントロールは吉と出ないで凶と出るんだよ。オマエらの設定している学校な
んてどうせ不完全。万人向けと思わずもっと謙虚になれ。道徳の時間まったくい
らない。役人風情が無限の可能性を持った人の心に介入すんな。大学から哲学を
追い出すどころか中学から道徳追いだし哲学教えろ。美術が平均週一以下だと?
バカにすんな。テメエら自身がバカになってるだろ。受験テクだけでT大行っ
て、人生安全運転で官僚コースか。そんな奴らに舵とられるから日本は小手先の
愚策連発でジリ貧コースなんだよ。オマエらこそイケてる外国に行って小学校か
ら勉強し直したらどうだ。技術の先生は菊の育て方しか教えてくれません。PTA
の役員に任命されるのが怖くて保護者が授業参観に来れません。新国立競技場の
問題は全部俺に決めさせろ!!
アーチストだから社会常識がない。真面目に子育てにやってないと言(以上)会

==以上、引用終了==

こんなことが縦長の大きな白い布に書いてある。

たったこれだけのことで撤去要請とは、
何とも息苦しい世の中になったものだ。

こんな圧力に負けてはならない。

さあ、今日もしっかりと前進します。
============ai
      2015・7・29
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 誤報のことで、逢坂さんがおきずきになり、かたずけられたことはとてもよかったです。でも野党の議員さんでかたずけないで、
    議場を去られた方がいらしたのは、すごく残念。ちょっとしたことも失点にされることをよく考えてほしいです。
    民主党政権の時に24の議案を強行採決したくせにと産経新聞の方がいっていますが、そういう考えを堂々と言ってる新聞社の
    気がしれません。こんなことがまかり通る世の中になり、時の政権の気に入らないことはできなくなる、嫌な時代になってきているんでしょうか。なってきているんでしょうね。恐ろしいです。

  2. 安保法案は、現在参議院で審議されて居りますが、与党側にも質問時間を与える様にと言う事ですが、
    1.私、少しおかしく感じたのは、与党議員にも良く説明をせずに、衆議院で強硬採決をしたのか?
    2.又、与党の質疑を見ていると只、自分の知っている事を総理に確認をして、「そうです。そうです。」と言われて
    満足しているのかと感じられる事に国会審議の不自然さを感じます。
    大事な金と時間を使って、こんな事をやっている様では日本の政治はどうなっているのかと思います。
    日本政治は、ある人によってまるで「骨抜き国民」を作っているやに見えます。

    もう一つ、やはりこの安保法案は、廃案にすべきです。
    と言うのは、日本人は、島国に育ちそして、その為に外国と肩を並べようと文化、産業、人的形成等をやって世界に
    入り込み、現在の日本がある。そして、この島国でこれからどこまでやって行けるかと言う事を考えない人は、いないでしょう。と、すればいつかは、世界に飛び出して行き成長国家にしようと思って頑張っている国民も多数いる事でしょう。
    もし、そういう事を政治的に考える様になればどうなるか。又、前の日本に戻る事になっても不思議では、無いでしょう。
    もう、今の時代の国民は、戦争は、知りません。だから、尚、怖いんです。恐ろしいんです。
    やるなら、国内の原発の廃棄、核物質の安全的廃棄処分をしてからにしてほしい。
    安倍総理が、自衛隊のリスクは大きくならない。言ってみれば少なくなる。なぜなら、機械的戦略になるからとはっきり
    言って居ります。と言う事はミサイルや衛星的戦略を意味していると言う事でしょう。日本がやらなくてもこれを実行する
    米国に加担をして行くと言う事ですから同じことですよね。そしてこういう事は、敵国からもやられると言う事です。
    良く考えてやらなければこの国「日本」は無くなります。自立しましょう。もう米国の植民地はいやです。
    それにしても今、「自衛隊員の移動」「職務移動」が、大急ぎの様に行われて居ります。
    国会審議可決ありきで事は、進んでいるのかな? この国は、今、おかしい。
    やっぱり「廃案」です。
    頑張ってください。

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